講師に質問！
・セルフコンフィデンスって、どういうところなの？
・どんな人が受講しているの？
・受講した後の効果ってどんな感じ？
講座をご検討中の皆さんが知りたいと思われそうなことを講師の吉田さんに、直接聞いてみました。
Q.近年、たくさんの話し方教室や講座などを見かけます。
その中で、東京でスタートして10年という「セルフコンフィデンス」の特徴とは？
そうですね。全国に話し方教室は数多くあり、話すことに対しての皆さんの関心の高さがわかります。
その中で、セルフコンフィデンスの話し方教室の特徴はというと、人間を科学的に捉え、具体的な解決策を示してトレーニングしているところだと思います。
たとえば、「人前に出ると体が震える」といった悩みに対しては、人はなぜ震えるのか？震えが起こるメカニズムを知って頂きます。
そして、震えないためには具体的にどうすれば良いのかをご説明し、トレーニングしていきます。
実は、体の震えは他の人にはわからないものなのですが、本人はそれを他の人も気づいていると考え、不安になっています。 指導者の中には「だから、震えは気にしなければいい」と言う人もいますが、それだけでは解決しないでしょう。 そこが他の話し方教室と大きく違うところだと言えます。
Q.大勢の人の前でしゃべるのは緊張して苦手という人はたくさんいると思われますが、それがイコール「あがり症」なんでしょうか？
そうではありません。人前でドキドキするのは緊張もあがり症も同じなのですが、大きな違いがあります。
「緊張」と「あがり」の大きな違いは、話し終わったあとの感情にあります。
上手く話せたかどうかは別にして、緊張の人は、話し終わったあと「あ～やっと終わった」と安堵します。
でもあがりの人は、「あ～すればよかった、ここがいけなかったんだ」と自分を責める気持ちが強く、自己嫌悪に陥ります。
人前に立つ度に自己嫌悪を繰り返すと、人前に立つと想像しただけで条件反射的にドキドキし、不安感情が発生します。
これが、「あがり症」です。
「緊張」程度なら問題はないのですが、「あがり」や「あがり症」となると、適切なトレーニングを受けられた方が良いかと思います。
Q.「あがり症克服講座」と「コミュニケーションスキルアップ講座」の違いは何でしょうか？
「あがり症克服講座」は、人前で話す時に感じる声や手足の震え、不安や恐怖心を押さえながら、話し方のスキルアップを目指している講座です。
一方、「コミュニケーションスキルアップ講座」は、初対面の場合や大勢の人の前でもあがりは感じないが、他者との関係（コミュニケーションの部分）が上手くいかないという問題に対応している講座です。
Q.自分ではあがり症ではないと思っている。でも、話が上手くないので、人前で話すのは苦手。人前でもっと上手くしゃべれるようになりたいと思っている方の場合、「あがり症 克服講座」は妥当ですか？
「あがり症克服講座」のカリキュラムには、相手に伝わりやすい話し方を実現する「情報整理の仕方」や「話し方の基礎」なども含まれています。ですから、話し方のスキルアップを目指す方にもお勧めできる講座となっています。
Q.今まで講座に参加されて方々はどんな方がいらっしゃいましたか？
また、どういうきっかけで受講されることが多かったのでしょうか？
男性と女性の比は同じくらいです。年齢も20代から70代と幅が広いです。
職業は会社員、公務員、医師、保育士、福祉士と様々ですが、中でも教育関係のお仕事をされている方が多いですね。
受講のきっかけは、「職場で、人前で話す機会が増えた」「部下を指導する立場になった」「コミュニケーションが上手くいかないと感じる」などで
もっと自分に自信を持ちたいという気持ちから受講を決めていらっしゃいます。
Q.講座を受講された方々は「あがり症」を克服されていますか？
はい。多くの受講生があがりを克服し、人前で堂々と話せるようになっています。
中には会社を辞めようとまで悩んだが、今では「話す」ことが楽しいと言って下さる人もいます。
一度でもあがらずに話せたという体験をしたら、次は新しいあがりをつくらないよう、脳をマネジメントしながら人前で話す経験を繰り返すことが大事です。 そういった努力を続けていくと、たとえ人前でドキドキしたとしても、以前のように慌てることはなく、自分自身であがりをコントロールすることが出来ます。
Q.受講後のフォローみたいなものはありますか？
あります。講座で学んだスキルを忘れないようにと、元受講生達が６年前から運営している勉強会（参加料千円）があります。
「あがり症克服講座」を受講された方なら誰でも参加できます。
また、受講終了後１年間は、セルフコンフィデンスの「あがり症克服講座」を１時間千円で聴講可能としています。必要だと感じる方はご利用ください。
Q.吉田さんはフリーアナウンサーとしても活躍されてるようですが、コミュニケーションカウンセラーとして今の仕事をはじめることになったきっかけについて教えてください。
私は、アナウンサーという仕事をする中で、「伝える」ことの難しさを日々痛感していました。
どれほど訓練された声で、滑舌よく、正しい日本語で話せたとしても、相手に伝わらなければ目的は達成出来ません。
では、どうすれば私が伝えたいことが正確に相手に伝わるのか？
そもそも、同じ話しを聞いても、人によって受け取り方が違うのはなぜか？
人間関係の中で起こる「言った、言わない」のズレは、どうすれば解決するのか？
など、コミュニケーションに対して関心を持つようになっていました。
そんな時、「セルフコンフィデンス」に出会い、人間の感情が生まれる仕組みや「脳」の役割について教えられ、人間を客観的に見る大切さを知ったのです。
私の中で長年くすぶっていた疑問が一気に解消されるようで、ワクワクしたのを今でも覚えています。
それから、さらに人間に対する理解を深めたくて、新田祥子の下で一年間学び、コミュニケーションカウンセラーの認定を受けました。
Q.最後に受講を考えている方々へ何かひとこと。
「あがり」は他者からの評価を気にして起こる不安や恐怖心で、それは本能的なものです。
これまで、話し方が下手だからとか、引っ込み思案な性格だからあがると思っていた人は、間違った努力をしている可能性があります。
人間に対する理解を深めながら、話す技術を身につけ、自分自身をマネジメント出来る、あがりのない人生を歩んで行きましょう！
